岐阜民医連では、いつでも、どこでも、誰もが安心して良い医療と福祉を受けられる地域を目指しています。卒業後、私たちと一緒に患者さんの立場に立った医療に参加したい!と考えている医学生を対象に、奨学金制度を設けています。
岐阜民医連では、奨学生に対し、現場の医療者を講師とした学習会はもちろんのこと、社会情勢についても学習し、無差別・平等の医療介護の実現の為に必要なことを、広い視点から考えることのできる人材を育成することを目標にしています。
より良い医師になるために全国の民医連の奨学生と学び交流する企画もあります。ぜひご利用ください。
<対象>
医学部在学中の方、または入学が確定している方。
※入学時だけではなく、年度途中からの利用もできます。
<貸与額>
全学年 月10万円
※貸与額については別途相談に応じます
<返済免除制度>
卒業後、岐阜民医連の病院・診療所にて貸与期間と同じ期間勤務した場合、返済が免除されます。
※医師免許取得後11年間のうち
*在学6年最大で受給した場合のイメージ
岐阜民医連の加盟病院・診療所にて、実習または見学を行って頂きます。
その後、医師や担当職員から民医連について、奨学金についての説明を受けます。
②の後、奨学金の貸付を希望される方は、医学生奨学金貸与金申請書の準備と面接日を設定します。
面接では、医師や担当職員から「志望動機」「就職後の病院貢献」などについて伺います。
岐阜民医連理事会にて申請書および面談を行った医師の報告を踏まえて審議します。(結果が出るまで2週間ほどかかる場合があります)
理事会にて承認があれば、契約書2通を記載していただきます。申請された月より奨学金を支給します。(1年生の場合は入学月です)
問い合わせフォームにて「奨学金関連」にチェックを入れて、連絡ください。
後ほど、担当者より連絡します。
ご不明な点などがあれば、フォームまたは電話でお気軽にお問い合わせください。
毎月、サポートセンター※もしくはオンライン等で学生ミーティングを開いています。みどり病院の職員を招いて医療現場の話を聞いたり、社会問題について学習しています。将来、社会にでてどのような医師になりたいか、多くの仲間たちと具体的に考えていくきっかけになります。
※サポートセンターについては医学生のページをご参照ください→医学生のページ
サポートセンターで医学生が学んだことを発表することもあります。
医系学生企画では岐阜民医連の医学生・看護学生・薬学生が集まり、学習・交流をします。
医学生の集い
毎年春と秋には「医学生のつどい」が開催されます。
この「医学生のつどい」には全国の医学生が集まり、テーマに沿って講演をきいたり、ディスカッションをおこなって考えや意見を深めます。
学習だけでなく、多くの医学生と交流することができます。また、「医学生のつどい」開催にあたって、企画・運営などのお手伝いをする実行委員にも参加することができます。
Q1, 受給以外にどんなメリットがありますか?
以下のようなメリットがあります。
●奨学生ミーティング
医療や平和な多岐にわたる学習を行い、医学生のうちから社会情勢を考える力がつきます。
●フィールドワーク
地域などでのフィールドワークを通じ、自分の医師像を深めることができます。
●返済免除規定
受給期間と同期間勤務することで、奨学金の返済が不要になります。
Q2, 卒業後の臨床研修はどうなりますか?
みどり病院は協力型臨床研修病院です。
以下の基幹型臨床研修病院と連携して初期臨床研修をおこなうことができます。
●岐阜県内:岐阜県総合医療センター、岐阜大学病院、中濃厚生病院
●民医連内:協立総合病院(愛知県)、城北病院(石川県)
また専門医研修では総合診療専門研修プログラムを実施しています。
>>詳しくは、臨床研修医ページ をご確認ください
Q3, 奨学金の用途に制限はありますか?
用途に制限はありません。学業・生活費等ご自由に活用ください。
Q4, 他の奨学金や支援金と併用は可能ですか?
他院奨学金を除く、日本学生支援機構(第一種・第二種奨学金)や、高等教育の修学支援新制度(給付奨学金)などの他制度と併用可能です。
ただし、併用する制度側で併用できない規定がある場合もありますので、各自ご確認ください。
Q5, 対象者に制限はありますか?
卒業後に、岐阜民医連にて就業する意欲のある方であれば、どなたでも申請可能です。
ただし、「医学部在学中の方、または入学が確定している方」という制限はあります